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この上なくトラバボケを愛してやまない諸君よ、ごきげんよう。
大好評のうちに幕を下ろした「トラバでボケましょう 2008 夏 レベル4」であるが、あとは次回チャンプの審査及び発表を待つばかりとなった。予想をはるかに超える14名(のべ人数)もの投稿が殺到し、審査は困難を極めた。まぁ、もう読んだ瞬間に決めていたのであるが。 で、各作品の総評となるわけであるが、私(わたくし)自身は実のところボケはあまり得意ではない。ので、全体を含めての感想という形でお茶を濁したいと思う。 私(わたくし)が知りうる時代(2004年~)のトラバボケの世界は、実に豪華絢爛たる世界であった(ご興味のある方はコチラを参照くだされ)。その時代と現在を比較するような愚行を犯す気もないのであるが、作品に掛けるパワーが明らかに違ってきているのは否めない。 私(わたくし)が考えるトラバボケの基本形は、かつお氏の作品(100km→100のkmタクシー)や、ソフィア女史の作品(100km→l∞ km)のように、お題を実に巧妙に細工しボケるというものであろう。このお二方のボケはもうさすがであるし、その語り口が実に魅力的である。こういう風に書きたいなぁ、というトラバボケの見本のようである。 また、落ち着くところに落ちがあるのに、全体が醸し出す可笑しさがボケとなる毛布女優の作品がある。女優の見事な挿絵は言うに及ばず、悲哀を帯びつつ何故か失笑を禁じえない、そんな人々を描かせたら天下一品である。 それに対し、私(わたくし)はお題に対して斜に構えてしまう事が多い。基本的に天の邪鬼なのか、100kmというお題が出たら(自分で出したのであるが)、100kmという言葉を一切使わないで書いてみよう、などと思いついてしまう。「100km」という言葉を出さないで、「naoya.は100km走ったんだな・・・。」と、読者に想像させ尚且つボケとして成立させようとする。ただ、ネタとしてのオリンピックが rei_ayakawaさんとかぶったり、動物が走る主体ということで bucmacotoさんとかぶったりしまい、誰ともかぶらずオリジナリティーを出すというのは難しいものだなと痛感した。(あ、別名義だった。ま、いいか) 参加作品の一つひとつに「なるほど・・・。」とか「そうくるか・・・。」と感心することしきりであった。そんなこんなであるから、審査をするというのは非常に困難な作業である。 であるから うん。 レベル4チャンプは、この方です。 「2008年」の SOFIA_ SS さん!!! もとより、私(わたくし)はソフィアさんの書く文章のファンですし(かつおさんのご指摘の通り)、お題の処理の仕方が「なるほど・・・」と思わせる見事なものでした。私(わたくし)はこういった知的好奇心を満足させてくれる(あくまで自己判断ですが)ようなオチが好きなのですね。 ご参加くださった皆さん、楽しい作品をありがとうございました。 願わくば私(わたくし)を驚愕させるようなニューパワーが現れ出でる事を、切に願っております。 というわけで 次回開催、よろしくお願いしま~す。 あ、 ちなみに「5文豪ズ」は次回も参加するそうなので、そちらも宜しく。
by kurobungo
| 2008-08-05 22:05
| トラバ狸の皮算用
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